リノベーションとリフォームの違いって?

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プロが教えるリノベ成功術【その1】〜リノベーションとリフォームの違いって?編〜

プロが教えるリノベ成功術【その1】〜リノベーションとリフォームの違いって?編〜

近年、マイホームを夢見る世代に熱い視線を注がれている中古住宅。

テレビや雑誌、インターネットの住宅関連情報や折り込み広告etc…少し集めてみるだけでも、その注目度の高さや情報量の多さに気づきます。「新築では手が届かないと諦めていた憧れの好立地を狙える」「建物購入の費用を抑えられる分、インテリアなどに予算をかけられる」と、実際に中古住宅の購入を経験した人のお話しや、プロが解説メリットなどを参考にして、本格的に検討を始めている人も少なくないはず。

ところで、中古物件の関連情報を調べていると必ず出てくるのが「リノベーション」「リフォーム」というキーワード。どちらも老朽化した中古住宅に手を加えて住み良くすること、といったイメージがあります。

せっかくマイホームを購入するなら、自分の気に入る間取りやデザインで、暮らしやすいように住まいを変身させたいとは考えるものの、「リフォームとリノベーションの違いって?それぞれ何ができて何ができないの?」「どれくらいの費用でどんなことが実現できるの?」と次から次へと分からないことが出てきて、新しい情報を見つけてはまた新たな疑問が湧くことの繰り返し。きっとそんな人も少なくないはず。

住宅の購入は、多くの人が人生で最も高額な買い物で、一生に一度の経験。後悔や失敗は絶対にしたくないもの。そこで、住宅のプロに“リノベーションの本当のトコロ”を直撃するシリーズをスタートしたいと思います!

講師役はスミタスコネクション株式会社取締役の坂口文哉さん。坂口さんは、スミタスReホーム株式会社取締役を兼任しているほか、“本当のリノベ”を全国に広めるべくスミタスグループのリノベネットワーク「√S倶楽部」にも参画しているリノベ―ションを知り尽くしたプロ中のプロなんです。

そんなリノベのプロフェッショナルに、基本の解説から、リノベーションで実現可能なこと、さまざまな案件を通して坂口さん自身が実感したリノベーションのメリット、他では聞けない住宅業界の裏側(!?)までをお話しいただき、中古住宅の購入で失敗しないための“リノベ術”を教えていただこう!という企画です。

初回は、きっとみなさんもまずはココが知りたいと思っているハズ。
リノベーションとリフォームの違い、中古住宅をリノベーションするメリットなどを分かりやすく解説していただきます。

リノベーション=マイナスをプラスに変更

まずは、きっと誰もがなんとなく分かるようで分からない、リノベーションとリフォームの違いについてズバリ教えてください!

「実は、明確な定義というものは存在しません(笑)

ただし一般的には、

・リフォーム=老朽化した建物を修復して建築当初の状態に戻すこと。古くなったキッチンを取り替えたり、汚れた壁紙を張り替えるなどの小規模な工事はリフォームに分類される。

・リノベーション=修復だけではなく用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めること。より良く作り替えることが目的に含まれ、間取りの変更をともなうような大規模なものを指す。

というような大まかなイメージでそれぞれ捉えられています。

もう少し単純にいうと
・リフォーム=マイナスをゼロに戻す
・リノベーション=マイナスをプラスに変更する

と考えると分かりやすいのではないかと思います。

一般に浸透しつつある言葉の解釈の違いはあれど、最初に言ったように定義があるわけではありません。そのため現状では、2つの言葉は不動産業者・建設業者によって使われ方が曖昧だったりすることも。例えば『リノベーション済み!』とうたっている物件が、何を修繕したのか、何を工事したのかなどをよくよくみると『これって一般的にはリフォームの範疇では…?』なんていうことがほとんどです。

リノベーションという響きにはトレンド感や新鮮さ、大掛かりな工事を実施したという印象が残ります。つまり、業者側の売り文句として“リノベーション”という言葉が使われているケースも多いですね」と坂口さん。

さっそく業界内でしか知られていないだろうお話が飛び出しました!
2つの言葉には明確な定義がなかったのですね!意味の違いや言葉の境界線に左右されるよりも、実際に気になる中古物件を見つけたら「この家で自分たちがどんな風に暮らしたいか」とまずは考えるのが良さそう。

その上で、自分たちのライフスタイルに合わせ、間取りの変更なども希望するなら、リノベーションという選択肢になりますが、ところでリノベーションで可能な“大掛かりな工事”というのは、何をどこまで変えることが可能なのでしょう?

マンションなら専有部分は全て変更可能!

「中古マンションを例にすると、基本的には専有部分の範囲は全て工事可能です。お風呂、キッチン、ドアや床、間仕切り壁、専有配管・配線、その他仕上げ部分など、ほぼ全てといってもいいくらいの箇所が変更可能です」と坂口さん。

逆に変更できない場所は共有部分。マンションの共有部分とは一般的に、ベランダ、サッシ、玄関ドア、共有配管・配線などの部分です。そのほか管理規約などで制限されている部分も不可ということになるのだそう。さらに坂口さんは続けます。

「リノベーションに興味をお持ちの方なら、構造体(スケルトン)と内装・設備(インフィル)を分離した考え方“スケルトン・インフィル”という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。構造体の寿命に比べて内装の寿命は短いため、長持ちする構造体をつくり、内装や設備はライフスタイルや家族構成の変化などに合わせてリフォームやリノベーションを行う。将来設計がしやすく自由度が高い考え方です。

中古マンションの場合も、専有部分の構造体・骨組みのみを残した“スケルトン状態”から間取りや内装をリノベーションすることができます。古くなった配管や電気配線、断熱性能などを安心・安全・快適な住まいに変え、間取りや内装を自分たち好みに変更する“ワクワク感”がリノベーションの魅力ともいえます。

リノベーションの可能性を知ると、なんだかどんどん夢が膨らみますね。そこで気になるのが費用や期間、そして実際に中古住宅をリノベーションしてお住まいになっている方々の体験談! 次回は引き続き中古マンションのケースを例に、具体的な数字にまつわるお話や、坂口さんが実際に携わったリノベーション工事のとっておきエピソードなどをご紹介します。お楽しみに!

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