中古住宅を購入する時これだけは気をつけたい!(1) 「建物=生き物」メンテナンスの適正時期を知ろう

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中古住宅を購入する時これだけは気をつけたい!(1)「建物=生き物」メンテナンスの適正時期を知ろう

中古住宅を購入する時これだけは気をつけたい!(1) 「建物=生き物」メンテナンスの適正時期を知ろう

「自分たちの家を持ちたい」。戸建住宅の購入を検討し始めた時、最近では中古住宅を選択肢に入れる人が増えているといいます。

中古住宅購入のメリットのひとつは、新築に比べて予算を抑えられることにあります。「駅までの距離が近い」「都心へのアクセスが良い」「自然が多い地域」など、新築では手が届かなかったかもしれない憧れのエリアで住まいを見つけることも可能です。

また、近年はリフォームやリノベーションに力を入れている住宅関連業者も多いので、自分たちの好みにあった家づくりを中古住宅で叶えられるようになっています。

ただし良い点ばかりではなく、もちろん気をつけたいポイントも。中古物件情報を収集していると、「築年数が浅いのにどうしてこんなに安いの?」「良さそうな物件なのに売りに出されてから半年以上も経っている」など、良い面ばかりがクローズアップされているのになんだか心配になってしまうような物件を目にすることがありませんか?

ある程度のメンテナンスや補修は覚悟していても、予想をはるかに超えて費用がかかってしまったらせっかく手に入れた家に対しての思い入れや愛着も半減してしまいそう。そのためにも適正な価格や補修ポイントはぜひ知識として持っておきたいもの。

そこで今回は、スミタスの調査結果などをもとに、中古住宅を購入する時に気をつけておきたいポイントを2回に渡ってご紹介。1回目は、建築のプロによるスミタス独自の「建物診断」でわかった補修が必要になる箇所の傾向や、一般的なメンテナンス時期のタイミングなどを公開します。

住宅を長持ちさせるためには メンテナス意識が重要!

日本の住宅は、欧米と比べて建物の寿命が短いといわれています。平成25年に国土交通省が算出したデータではイギリスの80.5年と比較すると、なんと半分以下の32.1年という結果に。

これは、建築技術が欧米と比較して劣っているということではなく、住宅メンテナンスの意識の低さにあると考えられています。住んでいる間の定期的なメンテナンスはもちろん、住宅売買時のメンテナンス、いずれも欧米と比較するときちんと行われていないことが多いのだといいます。

建物は生き物と同じ。目を配り、手をかけなければ弱ってしまいます。メンテナンスは計画的に実施しないと劣化が進み。安心、安全、快適性も損なわれてしまいます。次に、既存住宅の一般的なメンテナンス時期をご紹介してきます。

建物は見えないところに意外なダメージが! 調査結果でわかった補修が必要な5箇所とは

上記のグラフは、一般的な住宅で、メンテナンスが必要になる平均的な時期を示したもの。部位ごとに細かく見ていくと、

●屋根
10〜15年…金属屋根塗り替え
15〜20年…雨樋補修
20〜30年…瓦屋根の塗り替え、瓦のずれ補修
30年〜…葺き替え

●外壁
10〜30年…塗り替え、色あせ・ひび割れ・タイル補修
30年〜…貼り替え

●浴室
10〜20年…タイルのひび、給湯器や水栓の不良、腐敗補修
20〜30年…ユニットバス交換

●トイレ
10〜20年…便器やタンクの部品交換、汚れ除去、水漏れ部補修
20〜30年…便器の取り替え

●キッチン
10〜15年…換気扇、コンロ交換
15〜20年…シンク、カウンター、水栓金具交換
20〜30年…本体交換

という結果になっています。建築部材の違い、暮らし方や扱い方の差で時期が前後することはあっても、外装も水まわりも、新築時と同じ状態で半永久的に使い続けられるものではなく、必ずメンテナンスが必要になってくるもの、と考えておきましょう。

中古住宅と一口に言っても、こうしたメンテナンス状況を始め、新築時のグレードや建て方、住んでいた人の暮らし方などによってその状態はさまざま。不動産価格はこうした住宅の状態と周辺環境などを総合して算出されます。

スミタスではインスペクションを絡めた新しい売買流通の仕組み「お住みつき」によって、この「住宅の状態」を売主にも買主にも明瞭に示す「建物診断」を実施。建物の問題箇所の発見と解決、透明性のある既存住宅の流通を目指して、建築の専門家が隅々まで家の状態を検査してから、家の売買がスタートします。この診断結果と不動産のプロによる判断のもと、適正な売却価格を算出し、売買後のトラブル防止と引越し後の快適を実現しています。

 

メンテナンスの心構えや適正時期を知ることで、検討している物件のメンテナンス状況や必要になりそうなメンテナンスの算段を事前に確認することができ、納得のいく中古住宅購入に結びつけられそうですね。購入検討の際はぜひ参考にしてみてください。

次回は、住宅購入には絶対に欠かせない「予算のあり方」をご紹介していきます。

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