今年のクリスマスは「チャージャープレート」で高級感漂うテーブルコーデに挑戦!
12月に入り、今年も残すところあと1ヶ月となりました。クリスマスも近づき、家族や友人とお家でパーティーを考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、クリスマスのテーブルに高級感を与えてくれるお皿「チャージャープレート」をご紹介します!
料理をより華やかに見せる!ゴージャスな大皿

「チャージャープレート」は、別名でショープレート、プレゼンテーションプレートと言われ、ディナープレートの下に置く大皿です。
ほとんどが塗料などを使って鮮やかに仕上げてあるため、直接お料理を乗せることはできません。鑑賞のためのお皿、いわゆる「飾り皿」という位置づけです。
飾り皿というだけあって、チャージャープレートを置くだけで一気に煌びやかで特別なテーブルに変身させることができます!
お客様をおもてなしする時に使うものなので、高価な銀製品や、華麗な一流ブランドの技巧を凝らしたものも数多くありますが、最近ではお手頃な値段でも手に入りやすくなりました。
チャージャープレートは様々な種類があり、洋風なものだけでなく日本伝統の漆器で作られたものや、アジア独自の素材を使ったものなども売られているんですよ。お持ちの食器と合わせて、お好みのものを選んでみてくださいね。
始まりは貴族の競い合いから!?

そもそも、チャージャープレートのルーツは、レストランの起源である“貴族の食卓”が元となっています。
王侯貴族にとって、食卓は食事をふるまうだけではなく、その富と財力・権力を見せ付けるための場所でもあったそう。
最高級の食材はもとより、最高の料理人による豪華な料理の数々、そしてそれを盛り付けるための食器にも、貴族たちは惜しげもなくお金をつぎこみ、高価なものを取り揃えていたようです!
今でもヨーロッパ各地にある名門の陶磁器メーカーは、そうした王侯貴族の御用達窯が起源である所が多く、当時の技巧を凝らした陶磁器の数々は、金や宝石にも匹敵する価値があったのだそう。
今でもその昔の風習が残っていて、お客様が来るパーティーの時など、歓迎の意味も込めてチャージャープレートが置かれているんですね。
今年の冬は、チャージャープレートを使って高級感のあるクリスマスパーティーを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※記事協力者
スミタスアンバサダー
One&Only table主宰 Sachiko Lee(サチコ・リー)
テーブルコーディネーターとして、雑誌のテーブルスタイリングやセミナー講師、コラム執筆など、札幌を中心に活動中。
プライベートでも積極的にホームパーティーを楽しむ2児の母。
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