地味になりがちな和食料理を華やかにするテーブルコーディネート術

こんにちは。スミタスアンバサダーのテーブルコーディネーターSachiko Leeです。
寒い冬が始まり、ほっこり温まる食事が恋しい季節となりました。
年末年始は家族揃ってテーブルを囲む機会も、たくさんあったかと思います。
ところで、お正月料理は縁起物で見た目も華やかなものが多いですが、普段の和食はどうしても彩りが地味になりがちです。
煮込み料理などは野菜本来の色が落ちやすく、全体的に茶色っぽい料理に偏ってしまいま
すよね。
そこで今回は、作り慣れた和食で華やかなホームパーティーを開きたい時に役に立つ彩りのポイントをご紹介します。
1:水引や飾り紐をアレンジ

まずは、お料理に明るい色が少ない分、テーブルランナーや折敷(洋風でいうチャージャープレート)で、赤や金色、ピンクなどの明るい色を取り込んでみましょう。
水引や飾り紐などの和のアイテムを箸置きやオブジェとして使うと、テーブルがより華や
かになります。
小鉢などのお皿も、できるだけ色とりどりになるように揃えましょう。同じ色が被らないように選ぶと、並べた時にとっても豪華になります。
2:大皿の代わりにお重を使う

大皿の代わりにお重を使うのもオススメです。仕切りがついているものだと、味付けが異なる料理も一緒に並べやすくなり、取り分けもしやすくなります。
少し高さも出るので、華やかな盛り付けをしたいホームパーティーにぴったりです。
3:「天盛り」で豪華見せ!

お料理に関しては、和食の盛りつけ方法の基本である「天盛り」を活用すると全体的な見
栄えが格段upにします。
「天盛り」とは、煮物や和え物などの上に少し小高く香りのものを盛り付けることを言
います。
まだ誰も手をつけていないというしるしでもあり、柚子や小葱を乗せることで見た目の彩
りがプラスされ、料理を一層美味しそうに見せやすいテクニックです。
色味の少ない料理に海苔やゴマを乗せるだけでも、見栄えが良くなりますよ。
2月は節分、3月はひな祭りと、和の行事が続きます。是非、和のテーブルコーディネートにも彩りをプラスして楽しんでみてくださいね。

※記事協力者
スミタスアンバサダー
One&Only table主宰 Sachiko Lee(サチコ・リー)
テーブルコーディネーターとして、雑誌のテーブルスタイリングやセミナー講師、コラム執筆など、札幌を中心に活動中。
プライベートでも積極的にホームパーティーを楽しむ2児の母。
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