年度末のストレス解消に!ティータイムにおすすめのミントの魅力

卒業、入学、入社や異動など生活の変化が多い年度の変わり目は、何かとストレスが体に負担をかける季節です。特に女性にとって、ストレスによるイライラは、女性ホルモンのバランスを崩し、肌トラブルを招く要因にもなりがちです。
そこで今回は、押し寄せるストレスの解消法として「ミント」の魅力を紹介します。
歓送迎会や謝恩会が多くなる時期には、胃腸の不調や二日酔いの改善に役立ってくれる可能性もありますよ。
あなたは「ペパーミント」派?「スペアミント」派?

細かく分けると3,000種以上もあるといわれている「ミント」ですが、今回はスーパーなどで手に入りやすい「ペパーミント(和名:セイヨウハッカ)」や「スペアミント」にフォーカスします。
歯磨き粉やガムなどの成分として知られている“メントール”が多い「ペパーミント」はスーっとした清涼感で刺激が強く、他方で「スペアミント」は、清涼感の中にも少し甘みがあり、穏やかな香りといわれています。
眠気を覚まし仕事や家事に集中するためにしゃきっとしたいときには「ペパーミント」、ゆったりとして心身ともに落ち着きたいときには「スペアミント」を選ぶと良いでしょう。
ミントを気軽に取り入れるなら、ハーブティとして飲む方法を、筆者はおすすめします。
フレッシュな生葉であれば200ccのお湯にミントの葉5~8枚くらいを、蒸らし時間約2分を目安に、自分の好みに合わせて調整してみてください。
「ミント紅茶」は美肌も狙える!?

美肌食マイスターである筆者がフレッシュミントティー以外でおすすめするのは「ミント紅茶」。
紅茶には、収れん作用がある「タンニン」が含まれています。冬場のスキンケアで、乾燥対策としてスキンケアでクリームやオイルなどを使って油分が多くなり過ぎると、毛穴がつまり広がるリスクもありますので、心当たりのある方は、毛穴をやさしくケアするためにタンニンの収れん作用の助けを借りてみるのも一つの解決策です。
紅茶にミントの葉を数枚浮かべて見た目の美しさでゆったり、さらにはさわやかな香りですっきりとした時間を楽しんでみてください。
紅茶とミントのどちらにも抗菌殺菌作用がありますので、体のバランスを崩しやすいと言われる季節の変わり目の体調管理にも役立つでしょう。
ミント茶を楽しむときの注意点

ミントの成分は強く刺激的なので、1日1杯を目安にするのがおすすめです。
実はミントには、発育途中の体に影響を与えたり母乳を抑制したりすると言われる成分も含まれていますので、妊婦や授乳中の女性、幼児の摂取は控えた方が良いとされています。また、ミント紅茶を多く飲みすぎると、紅茶のタンニンが腸の収れんを促しすぎてしまい、便秘になることもあるのだそう。
取りすぎには気をつけて、「ここぞ!」というときに、その恩恵を味わってみてくださいね。
3月10日は「ミントの日」。
この機会にスーパーなどの葉物コーナーで生ミントを手に入れて、フレッシュミントティーやミント紅茶で、ぜひリフレッシュティータイムを楽しんでください♪
ちなみに、フレッシュミントは生命力が強く、使い切れなかった時には小さなガラスのコップなどで水挿しすると発根します。
食卓や台所のかわいらしいインテリアとして飾りながら、すっきりしたい時には葉を取ってお茶やサラダに加えるという、一石二鳥のアイテムにもなってくれるでしょう。
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この記事はライターの知識と経験に基づいた情報です。
個人により、その効果は異なります。
ご自身の責任においてご判断・ご利用ください。
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藤屋 知子(ふじや ともこ)
◇一般社団法人 日本肥満予防健康協会認定講師
◇上級美肌食マイスター
◇肥満予防健康管理士
◇JOPHダイエットアドバイザー
◇JAMアンチエイジングアドバイザー
◇美容薬学検定1級
◇スコーン研究家(https://www.instagram.com/fujiyatomoko/?hl=ja)
【活!美肌食マイスター】http://katsu-bihada.jimdo.com/