雑多になりがちなキッチン…収納をおしゃれに見せるコツは?

家の中でも、なにかと雑多な雰囲気になりやすい場所のひとつが、キッチンではないでしょうか。
リビングから直結する位置にあることも多く、間取りによっては生活感が丸見えになる家も多いだけに、インテリアにこだわりのある人ほど、頭を抱えがちなスペースでもあります。
そこで今回は、キッチンの生活感を払拭し、おしゃれに見せる収納にまつわる簡単アイディアを3選ご紹介します。
1:見える棚には空間のある収納をする

キッチンが丸見えになる場合、備え付けの棚にぎゅうぎゅうに収納してしまうと、それだけで雑多なイメージが強くなります。
とはいえ、せっかく備え付けの棚があるならば、収納に使わない手はありません。
こういった造りのキッチンをすっきりと見せるためには、ある程度の余裕を感じさせる収納法が便利です。
棚に置く食器類はできるだけ空間をつくって置くようにすると、見た目に圧迫感が少なくなり、余裕のある雰囲気を演出できます。
2:棚に扉をつけてしまう

リビングから見える位置に壁面収納があり、その収納に扉がついていない場合には、DIYをして扉を装着してしまうのも方法です。
扉がつくことにより、生活感のあるものを目隠しでき、すっきりとした空間に見せやすくなります。
このとき、統一感のあるスペースを演出するためには、布で覆うよりも、磨りガラスなど目隠し機能のある素材を使って扉をつけたほうがいいでしょう。
布で目隠しをしてしまうと、見た目に生活感が色濃く出てしまい、チープな印象にもなりやすいので、インテリア的にはおすすめできません。
3:木箱を活用する

見せる収納でおしゃれ感を出すなら、木箱を活用した収納法も便利です。
木製の調味料入れや小さな木箱を並べて置くと、統一感が出るとともに、ストーリー性のある空間に。
小物類は、できるだけシンプルなデザインで選ぶようにすると、置いている物の数ほどは雑多なイメージが出にくく、むしろこだわりのあるインテリアスペースにも見えやすくなるでしょう。
パスタなど、保存食もインテリア雑貨のように“飾る収納”にすると、海外インテリアのような粋なスペースを狙えます。
キッチンは、生活感が強く出るスペース。お客様が来た際などに「見せたくない!」と思いがちな場所でもあります。
収納法をちょっと変えるだけでも、お客様が来たときに恥ずかしい思いをせずに済むコツになるのではないでしょうか。