ちょっと知りたいラーメン予備知識♪

言葉はよく聞いたり見たりするがよくわからない、誰かに聞くのもなぁ…と思う方も少なくないと思います。
近年北海道で耳にする言葉、流行りなどを、僕なりに分かる範囲でラーメンの予備知識をご紹介したいと思います。
二郎系ラーメン(じろうけいラーメン)
背油たっぷりのスープに、超極太麺、にんにく、野菜もやしの山盛りというビジュアルが特徴。
『ラーメン二郎』及びその系列店のラーメンのことで、今や全国的にインスパイア系(二郎の味に惚れ込んで、似た味のラーメンを出す店のこと)のラーメンを提供するお店が増えています。
「ラーメン二郎」の虜、または二郎のみを食べたり、各店舗食べ歩いてる人を「ジロリアン」といい、数ある「ラーメン二郎」各店舗で多少の味のバランスが違うらしいのですが、札幌の二郎はかなりハイレベルと噂で人気の店舗です。
ちなみに二郎を食べたいという方は、二郎独自のルールや注文の仕方があるので、Webやブログで確認してからの訪問がいいと思います。
家系ラーメン(いえけいラーメン)
こってり系の豚骨醤油にコシのあるモチモチストレート太麺、チャーシュー、ホウレン草、海苔などが定番で、卓上の味変調味料とライスは必須。ランチ時や終日ライス無料のお店が多いです。
横浜『吉村家』が出したラーメン店が元祖とされる。今では、全国に広がっていて、このようなラーメンを取り扱う多くの店の名に○○家などと「家」という屋号がつくところから「家系」と呼ばれています。
横浜市内に150店舗以上の家系ラーメンがあると言われてます。
ちなみに注文時、好みに合わせて「味の濃さ」「脂の多さ」「麺の硬さ」をオーダーすることもでき、家系の特徴面白さでもあります。
でも道民の大好きな『山岡家』は家系ではないのでご注意です。
油そば(あぶらそば)

麺にタレと油を入れ、かき混ぜて食べるラーメンのこと。「汁なし」「まぜそば」などと呼ばれることもある。
つけ麺用語

あつもり(温かい麺)、ひやもり(冷たい麺)
通常、つけ麺は水洗いした冷たい麺の状態だが、
あつもりは茹で上げた麺を水で締め、麺をもう一度湯通しして温かくしたもの。
つけ汁が冷めるのを防ぐことができる。麺の小麦の風味が増し、寒い時期にも美味しくいただける。
使用している麺やお店によっては、あつもりができない、しないところがあります。
スープ割り
つけ麺を食べた後、つけ汁を飲むためにスープで割ってもらうこと。「ワリ」とも言う。
こんなふうにラーメンにまつわる用語には、耳慣れない言葉もあります。
こんなラーメン用語を知っておくと、ラーメンを楽しく味わえるかもしれませんね。

<取材協力者>
樋口 大樹(ひぐち だいき)・・・『Moewe(メーヴェ)』代表。昭和55年11月13日生まれのさそり座。A型の青森県青森市出身。
趣味は、ラーメン巡り、食べ歩き、バイクが(ラーメンメインで焼き鳥、お酒好き)。
★『Moewe(メーヴェ)』 豊平区月寒中央通11丁目3-6 B棟1F
TEL:011-826-6017
Webやホットペッパービューティーからも予約可能。駐車場有(店舗前に3台)
定休日:第1第3月曜、毎週火曜