知られざる魅力に注目!札幌郊外の住み心地を大調査【江別編】

憧れのマイホーム計画を立て始めると、予算や立地、新築か中古か…といったいくつもの選択を迫られることになります。
中でも、利便性を重視した都心での暮らしが良いか?緑豊かでゆったりと過ごせる郊外での暮らしが良いか?という選択は、どちらを選んだとしても双方にメリット・デメリットが感じられ、多くの人が最初の段階で頭を悩ませるところ。
郊外での暮らしに迷っている人たちの悩みに焦点を充ててみると、「都心でマイホームを持つよりも、予算的に広い土地や大きな家が持てる」「子供をのびのび育てられそう」といった良いイメージがある一方で、「通勤や通学が不便になる」といったマイナスのイメージを持っている人が多いようです。
また、もともと縁のあるエリアでない限りは、住み心地や利便性、周辺環境といったことが、実際に住んでみるまでは分からず、そのエリアを候補にいれるべきかどうかすらも判断がつかない…という声も。
そこで、札幌近郊都市の住み心地をはじめとしたその街の魅力を徹底解剖!
シリーズ第2回となる今回は、前回の北広島と同様、札幌のベッドタウンとしてよく知られる「江別市」の魅力をご紹介します。緑豊かで学生が多い街、といった印象のある江別エリアですが、果たしてその住み心地とは…!?
11年ぶり人口増!大自然と都市機能が調和したベッドタウン

江別市は石狩平野の中央に位置し、札幌市厚別区・東区と隣接する都市です。人口は約12万人。こぢんまりとした街というイメージを持つ人も多いのですが、平成30年には11年ぶりに人口増に転じたことで話題になりました。
札幌の中心部まではJRで約20分、厚別区にある新さっぽろエリアは生活圏内でもあり、豊かな自然と充実した都市機能が調和しています。
また2053ヘクタールに渡って広がる「野幌森林公園」は、江別・札幌・北広島の3市にまたがる北海道立自然公園。江別市の面積約10%を占める森林が広がっています。公園内の約8割が国有林で、エゾリスやユキウサギも生息する手付かずの自然が魅力です。
都会からほんの少し移動するだけで大自然に触れることができるため、癒やしを求める多忙な人や子育て世代が移住するケースも多いようです。
多忙なパパとママへの支援が充実!「子育ての街」

行政の子育て支援が手厚いのも若い世代にはうれしいポイント。江別では市内31ヶ所の教育・保育施設をはじめ、9ヶ所の子育て支援センターやファミリーサポートがあり、病児保育などの制度も充実。平成26年度から30年度にかけて保育定員を約400人拡大し、共働き世帯が安心して子育てに取り組める環境づくりに力をいれています。
子育て支援施設の中で代表的なのが、ショッピングセンター「イオンタウン江別」の2階にある「ぽこあぽこ」。クライミングウォールや大型遊具など屋内型の遊び場が充実していて、お子さんを遊ばせるのにぴったりなのはもちろん、託児や子育て相談なども可能。親子同士の交流の場としての役割も果たしています。
また、江別は古くから「教育の街」とも呼ばれています。市内には「札幌学院大学」「酪農学園大学」「北翔大学」「北海道情報大学」、4つの大学があり、江別は札幌郊外を代表する文京エリアでもあります。各大学では、市民に向けたセミナーや講座なども定期的に開かれていて、市民にとっても学びの場になっています。
小中学校では、早期の英語教育やICT機器の導入など、学内外で先駆的な独自の取り組みを実施。道内でいちはやく小学1年生から学べる英語活動をスタートし、6年間外国人講師のもとでゲームやクイズ、歌などを通して英語に触れることができます。
また、市内の小中学校全学級に電子黒板があり、デジタル教科書を使いながら、よりや狩りやすく、楽しく授業が進められているのだそう。
未就学児から大学生、さらには大人になってからも、さまざまな教育の場が用意されているのが江別の魅力です。
新鮮野菜に地元産小麦を使ったパン!食材の宝庫

江別とえいば、その豊かな自然の恵みを生かした近郊型農業が盛んな街としても知られています。ブランド小麦「ハルユタカ」の産地でもあり、街のあちこちに話題のパン屋さんやカフェがあります。
また、野菜の直売所なども多く、採れたての新鮮野菜が手に入りやすい環境というところも魅力。食への安全意識や食育を大切にしているママたちにとっても、安心できる環境です。
いかがでしたか?
自然豊かで充実した教育環境が人気の江別。その魅力をまとめてみました。マイホームの場所選びで迷っている方はぜひご参考に!