お悩み別にプロが伝授!おうちで気軽にストレッチ【腰痛・肩こり編】

今年も1年で1番寒い時期ですね。
女性の多くが「冷え」に悩まされる時期でもあります。冷えによって血行が悪くなり、また出かける機会などもぐっと減り、運動不足気味にもなってしまうため、「毎年冬場は体のあちこちに不調を抱えてしまう」という女性が少なくないのでは?
今回は、そんな多くの女性が抱えるお悩みを家にいながら改善するストレッチ方法を伝授!
家事の合間やちょっとの空き時間を利用して、気軽に取り組めるストレッチをシリーズでご紹介します。
講師は札幌市南区の株式会社BODY MANAGEMENT代表取締役・田中清剛さんです。田中さんは柔道整復師、鍼灸師、BESJピラティスインストラクター、HOPE認定パーソナルトレーナーという肩書を持ち、筋肉や骨、ヒトの体の動きや構造を知り尽くした、身体機能のお悩み解決のプロなんです!

第1弾は、不調のお悩みを抱えている人も多い「腰痛・肩こり」の改善ストレッチ方法を写真付きで解説していきます! 少しずつステップアップしていくので、今回はいわば“初級編”。運動不足気味の人にも体が硬いとお悩みの方にも取り組みやすいポーズや体の動かし方からご紹介していきます。
肩こりのお悩み初級編

① 脚は伸ばした状態で、肩甲骨を寄せて下げ、顎を引いて座ります。胸の前側が伸びるような感覚になったら、ゆっくり鼻から吸って口から吐く呼吸を3~4回します。手の位置は楽な場所から始め、慣れてきたら写真のように内側に向け肩の真下よりも少し後ろの位置に

② ①の体勢のままお尻を持ち上げます。この時も肩甲骨を真ん中に寄せたまま胸の前側が伸びる感じで行うと効果大!この体勢で①と同じく鼻から吸って口から吐く呼吸を3~4回します
【ポイント】実は①の体勢だけでも、取り組んでみると「キツいな」と感じる方もいるはず。まずは①の体勢のまま自然呼吸を意識してみるだけでも、変化が少しずつ感じられるそう。①②共に腰を反り過ぎないように行ってみてください。これならテレビを見ながらでも取り組めそうです!
腰痛のお悩み初級編

① 肩幅より少し広めに足を広げて足の裏の真ん中に体重をのせて立ちます。

② 背骨を折り曲げないように股関節だけでゆっくりとお辞儀のポーズ。ももの裏が伸びているような感覚があればOK! お尻が天井に向くように行いましょう。

③ 右のお尻を後ろに引くように体重を右に寄せます。その時左側の内ももに伸びを感じたらOK!足の位置はそのままで身体を左右にゆっくり動かします。これを5~8往復します
【ポイント】こちらもまずは②の“お辞儀”までの動作を繰り返すだけでも◎。簡単そうに見えても、背中の骨を丸くせずにお辞儀するのは意外と難しいことがわかるはず!
腰痛予防には先ず股関節を意識した動作を身に付けましょう。
いかがでしたか?
まずは日常の中でも、気軽に取り組める簡単なポーズだけを厳選してご紹介しました。
「これならできそう」と思った方も多いのでは?
そうなんです!簡単に取り組めるのに、実は普段意識していなかったり、普段使っていない筋肉を使うので、しっかりお悩み改善にもつながるお得感のあるストレッチ方法なんです!
次回はもう少しステップアップしたい方や運動不足を解消したい方にもおすすめなストレッチ方法をご紹介していきたいと思います。まずは今回の動作をお気軽に挑戦してみてくださいね♪

記事監修:
株式会社BODY MANAGEMENT
代表取締役:田中清剛
住所:札幌市南区川沿17条2丁目1-3